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MySQL 5.1 リファレンスマニュアル :: 2 MySQL のインストールと更新 :: 2.4 Linux に MySQL をインストールする
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2.5 Mac OS X に MySQL をインストールする »
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  • 2.9 ソースのディストリビューションを使用した MySQL のインストール
  • 2.10 インストール後の設定とテスト
  • 2.11 MySQL のアップグレード
  • 2.12 MySQL のダウングレード
  • 2.13 オペレーティング システムに特化した注釈
  • 2.14 環境変数
  • 2.15 Perl のインストールに関する注釈

2.4. Linux に MySQL をインストールする

Linux に MySQL をインストールする方法として RPM パッケージをお勧めしています。MySQL RPM版としては現在 SuSE Linux 7.3 のシステムにビルドしていますが、rpm をサポートし glibc を使用した殆どの LInux に対応する必要があります。RPM パッケージの取得については、項2.1.3. 「MySQL の取得方法」 を参照してください。

MySQL AB ではプラットフォームに特化した RPM を提供しています。プラットフォーム特化の RPM と一般の RPM の違いはプラットフォーム特化版 RPM は対象のプラットフォームにビルドされて動的にリンクされているのに対し、一般の RPM は Linux のスレッドに静的にリンクされています。

注:MySQL の RPM ディストリビューションは他のベンダーもよく提供しています。他のベンダーが提供している RPM ディストリビューションは MySQL AB が提供しているものとその機能および特徴において異なっており、本マニュアルの説明は他のベンダーのインストールには必ずしも適用しません。ベンダーの説明書はそれでも検討する必要はあります。

RPM ファイル (例えば、次のようなエラーメッセージが表示された場合 Sorry, the host 'xxxx' could not be looked up) に問題があった場合には、項2.13.1.2. 「Linux バイナリ ディストリビューションの注釈」 を参照してください。

殆どの場合、MySQL-server パッケージおよび MySQL-client パッケージのインストールだけで MySQL インストールの機能面は十分です。標準のインストールには他のパッケージは必要ありません。

MySQL パッケージにのインストールの際に依存型不具合 (例えば、error:removing these packages would break dependencies:libmysqlclient.so.10 is needed by ...) が表示された場合、共有ライブラリを含む MySQL-shared-compat パッケージをインストールして下位互換 (MySQL 4.0 用 libmysqlclient.so.12 および MySQL 3.23 用 libmysqlclient.so.10) を取る必要があります。

Linux ディストリビューションの中にはまだ MySQL 3.23 で出荷しているものもあり、その組み合わせは通常ディスク スペースを節約するためにアプリケーションに動的にリンクします。これらの共有ライブラリが個別のパッケージに入っている場合 (例えば、MySQL-shared)、このパッケージをインストールしたままで MySQL サーバとクライアント パッケージ (スタティックにリンクし共有ライブラリに依存していないもの) を単にアップグレードするだけで十分です。MySQL サーバ (例えば、Red Hat Linux) のように同じパッケージに共有ライブラリを含むディストリビューションには、弊社の 3.23 MySQL-shared RPM をインストールするか、あるいは MySQL-shared-compat パッケージを使用します。(両方をインストールしないでください。)

以下の RPM パッケージが利用できます。

  • MySQL-server-VERSION.i386.rpm

    MySQL サーバ。別のマシンで動作している MySQL サーバに接続する際にのみこれが必要です。

    注:MySQL 4.0.10 以前はサーバ RPM ファイルは MySQL-VERSION.i386.rpm と呼ばれていました。つまり、 -server がその名前にありませんでした。

  • MySQL-client-VERSION.i386.rpm

    標準の MySQL クライアント プログラムこのパッケージは常にインストールの希望があるパッケージです。

  • MySQL-bench-VERSION.i386.rpm

    テストおよびベンチマークPerl と DBI および DBD::mysql モジュールが必要です。

  • MySQL-devel-VERSION.i386.rpm

    Perl モジュールなど他の MySQL クライアントをコンパイルする際に必要なライブラリとファイルを含みます。

  • MySQL-shared-VERSION.i386.rpm

    このパッケージには言語およびアプリケーションが動的にロードされ MySQL を使用する必要のある共有ライブラリ (libmysqlclient.so*) を含みます。それにはシングル スレッドとスレッド セーフのバイナリが含まれます。このパッケージをインストールする場合は、MySQL-shared-compat パッケージはインストールしないできださい。

  • MySQL-shared-compat-VERSION.i386.rpm

    このパッケージには MySQL 3.23、4.0、4.1、および 5.1 の共有ライブラリが含まれています。それにはシングル スレッドとスレッド セーフのバイナリが含まれます。旧バージョンの MySQL に動的にリンクしたアプリケーションをインストールしていて現在のバージョンをライブラリの依存性を壊すことなくアップグレードを希望する際には MySQL-shared の代わりにこのパッケージをインストールします。

  • MySQL-embedded-VERSION.i386.rpm

    埋め込み型 MySQL サーバライブラリ (MySQL 4.0 で利用可) です。

  • MySQL-VERSION.src.rpm

    これにはすべての旧パッケージのソースコードが含まれています。他のアーキテクチャ (例えば、Alpha あるいは SPARC) で RPM をビルドする際にも使用できます。

RPM パッケージ (例えば MySQL-server RPM) のすべてのファイルを表示するには、以下のコマンドを実行します。

shell> rpm -qpl MySQL-server-VERSION.i386.rpm

標準の最低限のインストールには、サーバとクライアント RPM をインストールします。

shell> rpm -i MySQL-server-VERSION.i386.rpm
shell> rpm -i MySQL-client-VERSION.i386.rpm

クライアント プログラムのみをインストールする場合は、クライアント RPM のみインストールします。

shell> rpm -i MySQL-client-VERSION.i386.rpm

RPM にはインストールするパッケージが完全であるかまたはその出処を確認する機能があります。この機能に関する詳細は、項2.1.4. 「MD5 チェックサムあるいは GnuPGを用いたパッケージの品質の検証」 を参照してください。

サーバ RPM はデータを /var/lib/mysql でディレクトリに格納します。RPM はまた MySQL サーバを運用するためのユーザー mysql (存在しない場合) のログイン アカウントを作成し、サーバがブート時に自動的に起動するように適切なエントリを /etc/init.d/ に作成します。(このことは以前インストールを実行しその起動スクリプトに変更を加えた場合、新バージョンの RPM をインストールする際に忘れないようにそのスクリプトのコピーを取っておくことを意味します。システム起動時の MySQL の自動的な起動に関する詳細は、項2.10.2.2. 「MySQL を自動的に起動・停止する」 を参照してください。

MySQL RPM を /etc/init.d (直接あるいは symlinkを介して) で初期化スクリプトをサポートしていない旧 Linux ディストリビューションにインストールするには、初期化スクリプトが実際にインストールされたロケーションを指すシンボリック リンクを作成する必要があります。例えば、ロケーションが /etc/rc.d/init.d の場合、RPM をインストールする前に以下のコマンドを使用して /etc/init.d をそこを指すシンボリック リンクとして作成します。

shell> cd /etc
shell> ln -s rc.d/init.d .

しかし、現在のすべての主な Linux ディストリビューションは /etc/init.d を使用している新しいディレクトリのレイアウトをサポートする必要があります。というのは、それが LSB (Linux Standard Base) 準拠に必要だからです。

インストールした RPM ファイルが MySQL-server を含んでいる場合、mysqld サーバをインストール後に設定して起動する必要があります。MySQL を使用して起動する必要があります。

上手くいかない場合には、バイナリのインストールの項で詳細を参照してください。項2.8. 「他の Unix 系システムへの MySQL のインストール」 参照。

注:MySQL のグラント テーブルのアカウントには最初はパスワードがありません。サーバの起動後に 項2.10. 「インストール後の設定とテスト」 の説明に従ってパスワードをアカウントに設定する必要があります。

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