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MySQL 5.1 リファレンスマニュアル :: 2 MySQL のインストールと更新 :: 2.5 Mac OS X に MySQL をインストールする
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2.5. Mac OS X に MySQL をインストールする

MySQL を Mac OS X 10.3.x (「Panther」) あるいは新バージョンに、バイナリの tarball ディストリビューションではなく Mac OS X バイナリ パッケージを PKG フォーマットでインストールします。Mac OS X の旧バージョン (例えば 10.1.x or 10.2.x) はこのパッケージではサポートされて いません。

パッケージはディスク画像 (.dmg) ファイルにあります。そのファイルはファインダーにあるアイコンをダブルクリックして最初にインストールする必要があります。次に画像をインストールしてそのコンテンツを表示します。

MySQL を取得するには、項2.1.3. 「MySQL の取得方法」 を参照してください。

注:インストールを始める前に、動作中のすべての MySQL サーバインスタンスを MySQL 管理アプリケーション (Mac OS X サーバ用) あるいはコマンドラインの mysqladmin shutdown でシャットダウンする必要があります。

MySQL PKG ファイルを実際にインストールするには、パッケージのアイコンをダブルクリックします。これで Mac OS X パッケージ インストーラーが起動し、MySQL のインストールを案内します。

Mac OS X パッケージ インストーラーにバグがある場合、宛先ディスク選択ダイアログにエラーメッセージが表示されます。

You cannot install this software on this disk. (null)

エラーが発生したら、Go Back ボタンを 1 回クリックして前の画面に戻ります。次に Continue をクリックして宛先ディスク選択にもう一度進み、宛先ディスクを選択します。弊社ではこのバグを Apple 社に連絡してこの問題の調査を依頼しています。

MySQL 用 Mac OS X PKG が /usr/local/mysql-VERSION にインストールされると symbolic link、/usr/local/mysql もインストールされ、新しいロケーションをポイントします。/usr/local/mysql の名前のディレクトリがあると、最初に /usr/local/mysql.bak に名前が変わります。さらに、インストーラは mysql データベースで mysql_install_db を実行して許諾テーブルを作成します。

インストールのレイアウトは tar ファイルのバイナリ ディストリビューションに類似しています。すべての MySQL バイナリは /usr/local/mysql/bin にあります。MySQL のソケット ファイルはデフォルトで /tmp/mysql.sock として作成されます。項2.1.5. 「インストールのレイアウト」 参照。

MySQL インストールには mysql 名の Mac OS X ユーザーアカウントが必要です。この名前のユーザーアカウントは Mac OS X 10.2 およびそれ以降ではデフォルトで終了します。

Mac OS X サーバを使用している場合は、MySQL のバージョンのどれかをインストールする必要があります。以下の表には Mac OS X サーバのバージョンごとの MySQL を示しています。

Mac OS X サーバのバージョン MySQL バージョン
10.2-10.2.2 3.23.51
10.2.3-10.2.6 3.23.53
10.3 4.0.14
10.3.2 4.0.16
10.4.0 4.1.10a

本マニュアルのこの項では公式な MySQL Mac OS X PKG のインストールについてのみ説明します。MySQL をインストールするには Apple 社のヘルプ情報を必ず読んでください。「Help View」 のアプリケーションを実行し、「Mac OS X サーバ」 のヘルプを選択し、「MySQL,」 を探して 「MySQL のインストール」 の表題の項目を読みます。

http://www.entropy.ch から既に Mac OS X 用の Marc Liyanage の My SQL パッケージを使用している場合、そのページで提供しているバイナリのインストール レイアウトを使用したパッケージ用の更新情報に従ってください。

Marc の 3.23.x バージョンあるいは MySQL の Mac OS X サーバ バージンから公式の MySQL PKG にアップグレードする際には、既存の MySQL 権限テーブルも現在のフォーマットに変換する必要があります。現在のフォーマットにはセキュリティの権限が追加されています。項4.5.4. 「mysql_upgrade ? MySQL アップグレードのテーブル チェック」 参照。

MySQL をシステムの起動時に起動したい場合には、MySQL の起動アイテムもインストールする必要があります。それは個別のインストール パッケージで Mac OS X のインストール ディスク画像の一部をなすのもです。MySQLStartupItem.pkg アイコンをクリックするだけで、それをインストールするには説明の手順に従います。起動アイテムは一度だけインストールします。MySQL パッケージを後でインストールするたびにインストールする必要はありません。

MySQL の起動アイテムは /Library/StartupItems/MySQLCOM にあります。.(MySQL 4.1.2 以前では、そのロケーションは /Library/StartupItems/MySQL でしたが、Mac OS X サーバでインストールされた MySQL 起動アイテムと衝突していました。)起動アイテムをインストールすると変数 MYSQLCOM=-YES- がシステムの設定ファイル /etc/hostconfig に追加されます。MySQL の自動的な起動を無効にするには、この変数を単純に MYSQLCOM=-NO- に変更するだけです。

Mac OS X サーバでは、デフォルトの MySQL インストールが /etc/hostconfig ファイルにある変数 MYSQ を使用します。MySQL AB 起動アイテムのインストーラで この変数を MYSQL=-NO- に設定すると無効にします。これによって MySQL AB の起動アイテムによる MYSQLCOM 変数との衝突を避けられます。しかし、それによって動作中の MySQL サーバをシャットダウンすることはありません。それはご自身で行ってください。

インストールしたら、端末ウインドウで以下のコマンドを実行することで MySQL を起動できます。このタスクを実行するには管理者権限が必要です。

起動アイテムをインストールしたら、このコマンドを使用します。

shell> sudo /Library/StartupItems/MySQLCOM/MySQLCOM start
(Enter your password, if necessary)
(Press Control-D or enter "exit" to exit the shell)

起動アイテムを使用しない場合には、以下のコマンド シーケンスを入力します。

shell> cd /usr/local/mysql
shell> sudo ./bin/mysqld_safe
(Enter your password, if necessary)
(Press Control-Z)
shell> bg
(Press Control-D or enter "exit" to exit the shell)

MySQL サーバに、例えば /usr/local/mysql/bin/mysql を実行すると接続できます。

注:MySQL のグラント テーブルのアカウントには最初はパスワードがありません。サーバの起動後に 項2.10. 「インストール後の設定とテスト」 の説明に従ってパスワードをアカウントに設定する必要があります。

shell のリソース ファイルに別名を追加するとコマンドラインの mysql および mysqladmin などのよく使用するプログラムに容易にアクセスできます。bash の構文は以下のようになります。

alias mysql=/usr/local/mysql/bin/mysql
alias mysqladmin=/usr/local/mysql/bin/mysqladmin

tcsh には、以下を使用します。

alias mysql /usr/local/mysql/bin/mysql
alias mysqladmin /usr/local/mysql/bin/mysqladmin

/usr/local/mysql/bin to your PATH 環境変数を追加すると更によくなります。例えば、shell がbash の場合には以下の行を $HOME/.bashrc ファイルに追加します。

PATH=${PATH}:/usr/local/mysql/bin

shell がtcsh の場合には以下の行を $HOME/.tcshrc ファイルに追加します。

setenv PATH ${PATH}:/usr/local/mysql/bin

.bashrc あるいは .tcshrc ファイルがホーム ディレクトリにない場合には、それをテキスト エディタで作成します。

既存のインストールのアップグレードの際、新しい MySQL PKG をインストールしても古いインストールのディレクトリは削除されません。残念ながら、Mac OS X のインストーラは以前インストールしたパッケージの適切なアップグレードに必要な機能をまだ提供していません。

既存のデータベースを新しいインストールで使用するには、古いデータ ディレクトリのコンテンツを新しいデータ ディレクトリにコピーする必要があります。このコピーを行う時には新旧のサーバが動作していないことを確認します。古いインストレーションからの MySQL データベース ファイルのコピーが終了して新しいサーバの起動が完了したら、ディスク スペースを空けるために古いインストレーションを削除します。さらに、/Library/Receipts/mysql-VERSION.pkg にある古いバージョンのパッケージを入れたディレクトリの削除する必要があります。

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