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14.3.3 マルチ コンピュータの設定 »
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  • 14.3.6 安全なシャットダウンと再起動

14.3.2. マルチ コンピュータのインストール

データあるいは SQL ノードを実行する各 MySQL Cluster のホスト コンピュータには MySQL サーバーバイナリをインストールする必要があります。マネジメント ノードには MySQL サーバーバイナリをインストールする必要はありませんが、MGM サーバーデーモンおよびクライアント バイナリ (それぞれ ndb_mgmd および ndb_mgm) をインストールする必要があります。この項では各種のクラスタ ノードに適切なバイナリをインストールするために必要なステップについて説明します。

MySQL AB ではクラスタをサポートするコンパイル済みのバイナリを提供していますので、通常これらをお客様ご自身でコンパイルする必要はありません。ですから、各クラスタ ホストのインストール プロセスの最初のステップはファイル mysql-5.1.15-beta-pc-linux-gnu-i686.tar.gz を MySQL downloads area からダウンロードすることです。それを各マシン /var/tmp ディレクトリに配置したものと想定します。(カスタムのバイナリが必要な場合には、 項2.9.3. 「開発ソース ツリーからのインストール」 を参照してください。)

RPM も 32 ビットおよび 64 ビットの Linux プラットフォームに利用できます。MySQL Cluster 1 台につき 4 つのRPM が必要です。

  • サーバー RPM (例えば、MySQL-server-5.1.15-beta-0.glibc23.i386.rpm) は、 MySQL サーバーの動作に必要なコア ファイルを提供します。

  • サーバー/Max RPM (例えば、MySQL-Max-5.1.15-beta-0.glibc23.i386.rpm) は、MySQL サーバーにクラスタをサポートしたバイナリを提供します。

  • NDB Cluster - ストレージ エンジン RPM (例えば、MySQL-ndb-storage-5.1.15-beta-0.glibc23.i386.rpm) は、MySQL Cluster にデータノード バイナリ (ndbd) を提供します。

  • NDB Cluster - ストレージ エンジン マネジメント RPM (例えば、MySQL-ndb-management-5.1.15-beta-0.glibc23.i386.rpm) は MySQL Cluster にマネジメント サーバーバイナリ (ndb_mgmd) を提供します。

さらに、NDB Cluster を取得する必要があります - ストレージ エンジンの基本ツール RPM (例えば、MySQL-ndb-tools-5.1.15-beta-0.glibc23.i386.rpm) は、MySQL Cluster で使用するいくつかの有用なアプリケーションを提供します。これらのうちで重要なものは MySQL Cluster マネジメント クライアント (ndb_mgm) です。NDB Cluster - ストレージ エンジン予備ツール RPM (例えば、MySQL-ndb-extra-5.1.15-beta-0.glibc23.i386.rpm) は、いくつかの追加テストおよびモニタリングのプログラムが含まれていますが、MySQL Cluster のインストールには必要ありません。(これらの追加プログラムの詳細に関しては、項14.9. 「クラスタ ユーティリティ プログラム」 を参照してください。)

RPM ファイル名 (5.1.15-beta として表示) の MySQL のバージョン番号は実際に使用するバージョンによって変わります。インストールするすべてのクラスタ RPM の MySQL バージョン番号が同じであることが非常に重要です。glibc バージョン番号 (使用している場合 ? glibc23 として表示)、およびアーキテクチャ名 (i386 として表示) は RPM をインストールするマシンに適したものであることが必要です。

MySQL AB 供給の RPM を使用した MySQL をインストールに関する一般情報は、 項2.4. 「Linux に MySQL をインストールする」 を参照してください。

RPM のパッケージをインストールした後、さらに 項14.3.3. 「マルチ コンピュータの設定」 で説明するクラスタを設定する必要があります。

注:インストールを完了しても、まだどのバイナリも起動しないでください。すべてのノードの設定が終了した段階で、起動の仕方を説明します。

データおよび SQL ノードのインストール ? .tar.gz バイナリ

データあるいは SQL ノードのホスト用の各マシンで、システム root ユーザーとして以下のステップを踏みます。

  1. /etc/passwd および /etc/group ファイル (あるいはユーザーおよびグループを管理のためのお客様のオペレーティング システムで提供されたツール) をチェックし、mysql グループおよび mysql ユーザーがシステムに既に用意されているか確認します。OS の ディストリビューションの中にはこれらをオペレーティング システムのインストール プログラムとして作成している場合もあります。それらがまだ作成されていない場合、新たに mysql ユーザーグループを作成し、mysql ユーザーをこのグループに追加します。

    shell> groupadd mysql
    shell> useradd -g mysql mysql
    

    useradd および groupadd の文法は Unix のバージョンによって多少異なる場合があり、またadduser および addgroup などの別な名前を使用している場合もあります。

  2. ダウンロードしたファイルを含むディレクトリにロケーションを変更し、アーカイブを開いて、mysql に symlink を作成します。実際のファイル名およびディレクトリ名は MySQL のバージョン番号によって異なる場合があります。

    shell> cd /var/tmp
    shell> tar -C /usr/local -xzvf mysql-5.1.15-beta-pc-linux-gnu-i686.tar.gz
    shell> ln -s /usr/local/mysql-5.1.15-beta-pc-linux-gnu-i686 /usr/local/mysql
    
  3. ロケーションを mysql ディレクトリに変更し、供給されたスクリプトを実行してシステムのデータベースを作成します。

    shell> cd mysql
    shell> scripts/mysql_install_db --user=mysql
    
  4. MySQL サーバーおよびデータ ディレクトリに必要な許可を設定します。

    shell> chown -R root .
    shell> chown -R mysql data
    shell> chgrp -R mysql .
    

    データノードをホストしている各マシンのデータ ディレクトリは /usr/local/mysql/data であることを確認します。マネジメント ノードを設定する際にこの情報が必要になります。(項14.3.3. 「マルチ コンピュータの設定」 参照。)

  5. 適切なディレクトリに MySQL 起動スクリプトをコピーし、実行できる状態にし、オペレーティング システムがブートしたときに起動できるように設定します。

    shell> cp support-files/mysql.server /etc/rc.d/init.d/
    shell> chmod +x /etc/rc.d/init.d/mysql.server
    shell> chkconfig --add mysql.server
    

    (起動スクリプトのディレクトリはオペレーティング システムおよびバージョンによって異なる場合があり? 例えば、 いくつかの Linux ディストリビューションの場合、それは/etc/init.d となります。)

    ここでは起動スクリプトのリンクの作成に Red Hat の chkconfig を使用します。Debian の update-rc.d などお客様のオペレーティング システムおよびディストリビューションでこの目的に適切と思われるものを使用します。

データノードおよび SQL ノードが常駐する各マシンで前に説明したステップを個別に実行する必要がありますので忘れずに実行してください。

SQL ノードのインストール ? RPM ファイル

クラスタ SQL ノードをホストに使用する各マシンで、以下のコマンドをシステムのルート ユーザーとして実行して MySQL Max RPM をインストールし、RPM に表示された名前を必要に応じて MySQL AB のウェブサイトからダウンロードした RPM に一致する名前に置き換えます。

shell> rpm -Uhv MySQL-server-5.1.15-beta-0.glibc23.i386.rpm
shell> rpm -Uhv MySQL-Max-5.1.15-beta-0.glibc23.i386.rpm

これによりインストールに必要なすべての MySQL サポート ファイルおよび MySQL サーバーバイナリ (mysqld) を /usr/sbin ディレクトリにインストールします。これにより mysql.server および mysqld_safe 起動スクリプトもまた /usr/share/mysql および /usr/bin にそれぞれインストールします。RPM インストーラが一般的な設定の操作を (必要に応じて mysql ユーザーおよびグループの作成) を自動的に実行します。

データノードのインストール ? RPM ファイル

クラスタのデータノードをホストするコンピュータには NDB Cluster - ストレージ エンジン RPM のみをインストールする必要があります。インストールするには、この RPM をデータノードのホストにコピーし、以下のコマンドをシステム ルートのユーザーとして実行し、RPM に表示された名前を必要に応じて MySQL AB のウェブサイトからダウンロードした RPM に一致する名前に置き換えます。

shell> rpm -Uhv MySQL-ndb-storage-5.1.15-beta-0.glibc23.i386.rpm

前のコマンドで MySQL Cluster データノード バイナリ (ndbd) を /usr/sbin ディレクトリにインストールします。

マネジメント ノードのインストール ? .tar.gz バイナリ

(MGM) ノードのインストールには mysqld バイナリをインストールする必要はありません。MGM サーバーとクライアントにのみバイナリが必要で、それはダウンロードしたアーカイブにあります。再度このファイルを /var/tmp に配置したか確認します。

システム root (つまり、sudo、su root、あるいはお客様のシステムで相当するものを一時的にシステムの管理者のアカウント権限として)として、 以下のステップを実行して ndb_mgmd および ndb_mgm を Cluster マネジメント ノードのホストにインストールします。

  1. ロケーションを /var/tmp ディレクトリに変更して、ndb_mgm および ndb_mgmd をアーカイブから /usr/local/bin などの適切なディレクトリに抽出します。

    shell> cd /var/tmp
    shell> tar -zxvf mysql-5.1.15-beta-pc-linux-gnu-i686.tar.gz
    shell> cd mysql-5.1.15-beta-pc-linux-gnu-i686
    shell> cp /bin/ndb_mgm* /usr/local/bin
    

    (ダウンロードしたアーカイブを開いたときに作成されたディレクトリとそれが含んでいるファイルを /var/tmp から、 ndb_mgm および ndb_mgmd が実行可能なディレクトリにコピーされたら削除できます。

  2. ファイルをコピーしたディレクトリにロケーションを変更し、次にその両方を実行出来るようにします。

    shell> cd /usr/local/bin
    shell> chmod +x ndb_mgm*
    

マネジメント ノードのインストール ? RPM ファイル

MySQL Cluster マネジメント サーバーをインストールするには、NDB Cluster - ストレージ エンジン マネジメント RPM のみを使用する必要があります。この RPM をマネジメント ノードをホストするコンピュータにコピーし、次にそれを以下のコマンドをシステム ルートのユーザー(RPM に表示された名前を必要に応じて MySQL AB ウェブサイトからダウンロードしたストレージ エンジン マネジメント RPM に一致する名前に置き換えます) としてインストールします。

shell> rpm -Uhv MySQL-ndb-management-5.1.15-beta-0.glibc23.i386.rpm

これによりマネジメント サーバーバイナリ (ndb_mgmd) を /usr/sbin ディレクトリにインストールします。

また ストレージ エンジン基本ツール RPM で供給された NDB マネジメント クライアントをインストールする必要があります。この RPM をマネジメント ノードと同じコンピュータにコピーし、次にそれを以下のコマンドをシステム ルートのユーザー(再度、RPM に表示された名前を必要に応じて MySQL AB ウェブ サイトからダウンロードしたストレージ エンジン基本ツール RPM に一致する名前に置き換えます) としてインストールします。

shell> rpm -Uhv MySQL-ndb-tools-5.1.15-beta-0.glibc23.i386.rpm

ストレージ エンジンの基本ツール RPM は MySQL Cluster マネジメント クライアント (ndb_mgm) を /usr/bin ディレクトリにインストールします。

項14.3.3. 「マルチ コンピュータの設定」 で、弊社の参考クラスタですべてのノードに設定ファイルを作成します。

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